アーロと少年を小学生と3歳で鑑賞
アーロと少年は2016年3月頃から上映されていたトイストーリーやウォーリーなどのピクサーが手掛けた映画ですよね。
ちょうどゴールデンウィークはズートピアの人気に圧倒されて影が薄くなってしまいましたが、無類のディズニー好きな息子がどうしても見たい!ということで通販レンタルで借りました。
もちろん、一緒に3歳の下の子も見ましたが・・・、果たしてどんな反応だったのでしょうか?
反応の話をする際に若干、ネタバレが含みますがご了承ください。
アーロと少年を見て小学生・男の子の反応
アーロと少年を見て、理系的考え方の息子は恐竜が~、農業してる~、なんて言っていました。
親から見ても、おそらく自分から見てもアーロ自身は彼と被って映ったのでは?と思いました。
アーロは臆病者でお父さんの力に支えられていました。
優秀な兄弟に劣等感を抱き、父や母からの期待に押しつぶされそうになりながら、自問自答を繰り返していきます。
任されたとても重要な任務も最後まで遂行することができずに、結局最悪の結末になってしまうのですが・・・。
そんなアーロは体が弱く、動き回ることが苦手だった上の子にとてもよく似ています。
アーロ自身に自分を投影して、上の子は何を感じたのか、本心は彼にしかわかりませんが、『責任』『友情』『義務』などを感じ取ってくれていればいいな~と思います。
反応としては、すごく怖がることもなく終始集中してみていました。
若干怖いシーンがありますが、小学生なら問題なく見れると思います。(でも小学1~2年生の低学年だとどうだろう…?上の子の性格だったら怖がっていただろうなと思います。)
アーロと少年を見て3歳・女の子の反応
下の子の反応は・・・というと、ズートピアの時のように怖がってしまって途中離脱かなーと思っていたのですが、家で見たということもあって怖いシーンがあると布団をかぶっていました。
それでも最後まで頑張ってみていて、アーロとお父さんの悲しい別れのシーンやスポット(少年)との別れのシーンに嗚咽を漏らしながら泣いていました。
今までにない感情的に泣き叫ぶというような泣き方ではなく、心の奥から悲しみが漏れるような泣き方で彼女なりに物語を理解しているんだなと思いました。
他の3歳児さんにはどうかというとやっぱり幼稚園(保育園)くらいの年代の子には若干怖いシーンがあって、苦手な子がいると思います。
対象年齢はおよそ小学生からといった感じですが、DVDですので幼稚園児でも見てもいいかと思います。
グロいシーンというより、自然の摂理(弱肉強食)といった感じですので、あとはご家庭の判断だと思います。
アーロと少年を見て大人の反応
まずアーロと少年は大人にとっては親目線というか、アーロの成長を感じる良い映画だったと思います。
今までピクサー作品はすべて見てきていますが、やはりピクサーは現実の中にあるつらい出来事に直面したときにその人の真価が問われていると問いかけていると思います。
個々に性格はありますが、やはり元になる部分は同じで生きるための欲、友情・愛情の情などを知って成長していくんだと感じました。
もちろん、涙腺が弱い私はやっぱりアーロとスポットが別れるシーンでも泣いちゃって(その昔、ETでも泣いた)、これは別れではない、始まりなんだと言い聞かせました。
悪い作品では決してなく、子供(特に小学生以上)に見せると責任や義務、使命感などを考える良い映画になると思います。
まとめ
今回は、アーロと少年を小学生と3歳で見たお話をしました。
作品自体は子供の成長を描いた良い作品でした。
気になる方はぜひ、ご覧ください♪